素人でもできる!美味しそうな写真の撮り方

飲食店向け情報

多くのお客様に料理をたくさん食べてもらうためには、写真が美味しそうに撮れていることが大切なポイントになってきます。もちろん、写真なしで料理を紹介することもできますが、やはり画像があったほうがイメージもしやすく「思っていた料理と違った」というお客様とのすれ違いも回避できます。
ところが実際に写真撮影をするとなると、美味しそうに写真を撮るのはなかなか容易ではありません。そこで今回は、美味しそうな写真を撮るコツについて紹介してみたいと思います。

美味しそうに見える盛り付け

当然のことですが、盛り付けが汚いとどんな料理も美味しく見えません。いくら品質の高い食材を使って美味しい料理を作っても、盛り付けやデコレーションが下手だと商品価値が格段と落ちてしまい、せっかくの美味しい料理も無駄になってしまいますので料理の盛り付け方を美味しそうにすることが大前提となります。
盛りつけの基本として、食材の色が一番よく見えるような色のお皿を使いましょう。初心者の方でもやりやすいのが白い平皿を使うことです。もちろん、スープなどの液体の場合はスープ皿を使ってください。料理が白一色でない限り、白いお皿はどんな食材の色も引き立てることができる最強のツールです。

美味しそうに見える料理の盛り付け

自然光で撮る美味しそうな写真

プロのカメラマンに頼むのであれば、明かりを最適に調節したスタジオで一番美味しそうに見える写真を撮影することができます。しかし、素人が写真を撮る場合、写真撮影用の道具もなく明かりの調節はとてもむずかしいものになってきます。
そこで誰でも無料で使える、自然光の出番です!自然光は立体感を出しながら色をきれいに出す特性があり、特にランチメニューの写真であれば、自然の中で撮影する写真はとても美味しそうに見えます。また、自然光を使う際はすべての写真の光のあたり方、影の出方を均等にすると統一感が出てしっかりした印象が生まれるので同じ時間帯での撮影短い時間での撮影を心がけてください。

山から見える朝焼け

お客様目線での撮影を

初心者が良くやりがちな失敗ですが、料理の写真を撮る際にお皿を含めた料理全体を画像にすべて含めてしまうことです。正しくいえば失敗ではないですし、全体が映っている方が入っているのか分かりやすい写真になります。ただ、全体が入っているからといって必ずしも美味しそうな写真になるとは限りません。全体をフレームにおさめるのではなく、お皿をワザとフレームからはみ出るように取ればフレームの外に広がりが出来ますし、メイン食材にピントを合わせ、他をぼかすとメイン食材が際立って美味しそうに見えます。
これらのテクニックは見る側の空間を意識しながら撮影することで、より美味しそうで魅力的な写真に仕上げる方法です。

フレームからはみ出るように撮影したパスタ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ご紹介させていただきました技術は今日からお使いいただけるものですので、老若男女別け隔てなく写真撮影を楽しんで、もっと美味しい料理写真を撮って美味しさをお伝え、売り上げをアップしてください。

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